アメリカのお菓子って 「甘い」 ってイメージがあると思うんですが──確かに甘いです(笑)。アメリカの代表的なお菓子のひとつ カップケーキ、カップ型のスポンジケーキの上に 色鮮やかなクリーム がのっているのがスタンダードなんですが、これがちょっと不思議なんですよね🧁

アメリカのカップケーキ(フロスティング付き)
🧁 カラフルなフロスティングがのったアメリカのカップケーキ

見た目は生クリーム、でも食べると…

最初に見たときは「あ、生クリームね」と思って一口食べてみると、これが 生クリームよりずっとしっかりしていて、結構どっしりした食感。アメリカに来たばかりの頃はその正体がよく分からなかったんですが、これは 生クリームではなくフロスティング(frosting) なんですよね。

たまごはお菓子作りのことは詳しくないんですが、調べてみるとどうやら 作り方が生クリームとはずいぶん違う ようです。

材料の違い:脂肪の「形」が違う

両方とも脂肪分が主役なのは同じなんですが、その脂肪をどう使うか が全然違う、というのが本質的なポイントみたいです。

フロスティング(バタークリーム)
バター+大量の粉砂糖。アメリカ式だと、重量比でバター1:粉砂糖2くらいの割合。バターはすでに脂肪が凝縮された状態。
生クリーム(ホイップ)
クリーム+少量の砂糖(砂糖はクリーム重量の7〜10%程度)。クリームは脂肪が水の中に細かく分散して浮いている 乳化状態

「重さ」の正体:空気量の差

フロスティングが重く感じるのは、材料の密度の違いに加えて、もうひとつ 「空気の量」 が大きく効いているようです。

生クリームを 泡立てる 工程は、大量の空気を抱き込ませる 作業。だから体積がほぼ倍くらいに膨らんで、口の中でふわっと溶ける。中身の多くは実は「空気」なんですね。

一方フロスティング(アメリカン式バタークリーム)は、バターと粉砂糖を混ぜているので 空気はあまり入らず、ぎっしり詰まった状態。同じ体積でも密度が全然違う、というのが「重さ」の正体のようです。

それぞれのメリット

フロスティングの利点
常温でも形が崩れにくい。背の高い渦巻きが安定して立つので、見た目がしっかりして見栄えがする。パーティーやデコレーションケーキ向き。
生クリームの利点
軽くてふわっと、口当たりが優しい。甘さも控えめでスポンジとの相性が良い。日本のショートケーキの文化はまさにこの軽さあってこそ。

日本の「軽くて甘さ控えめ」と、アメリカの「甘くてしっかり」の嗜好の違いが、そのままクリームの選択にも出ている感じですね。

トライアングルエリアで生クリーム系ケーキを買うなら

たまご的にはやっぱり 生クリーム派 なんですが、アメリカではあまりメジャーじゃないようで、意外と見つけるのが大変です。トライアングルエリア(ローリー・ダーラム・チャペルヒル) で気軽に手に入る、生クリーム系のおすすめのお店はこちら👇

🍰 生クリーム系ケーキが買えるお店
Brecotea(Cary) ── 台湾スタイルのケーキで、ふわっと軽い生クリームが楽しめます。
🔗 brecotea.com
H Mart 内のベーカリー ── Korean styleのケーキ・パンが豊富。生クリームベースのスイーツも気軽に買えます。
🔗 gift.hmart.com

とはいえ、子どもたちは大好き

ただ、やっぱり 子どもたちの誕生日パーティーの定番 といえばカップケーキ🧁 子どもたちが 色鮮やかなフロスティングがトッピングされたカップケーキ を手にとって食べている姿をみると、やっぱりこれがアメリカだなって思ったりします🥚
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